走る介護福祉士の blog

介護業界について語るブログです。

ヘルパーができる医行為でない行為⑭湿布薬

 こんばんは。
走る介護福祉士です。
今回は、ヘルパーができる医行為でない行為⑭湿布薬について書いていきたいと思います。  

 

 

 

1:準備
2:手順
3:豆知識



1:準備

◆貼り薬

・使用期限を確認する

 

◆ハサミ

 

 ◆必要時熱いおしぼりやタオル

 

2:手順  


①手を洗う

 

②利用者さんに安定した姿勢になっていただく

 

・湿布を貼る部分以外はタオルなどで覆う

(前のものが貼ってある場合は、それを剥し、必要時清拭する)

 

・皮膚の状態を観察する


③湿布を貼る場所の確認(どのように貼るかデザインする)

 

④湿布を貼る

 

・新しい湿布に必要時ハサミで切れ目を入れる

 

・貼る前にフィルムのあるまま湿布を当て、場所の確認をする

 

 

⑤貼付する場所が決まったら、フィルムを剥しながら貼る

 

 

⑥上から手のひらで押さえ、体温に馴染ませる

 

・必要時、固定テープを併用する

 

 <<貼る場所による工夫>>

湿布にハサミで切れ目を入れ、貼ると患部にフィットし、剥がれにくい

  

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3:豆知識



◆湿布を剥すと皮脂も剥がれている・・・かぶれやすい皮膚の状態

※剥す側を180度反転させ、皮膚の決めを壊さないように剥すと良い

 

 ◆貼る場所は、少しずつ変える・・・かぶれ予防

 

 ◆入浴前は20~30分前に湿布を剥す・・・温度変化刺激を緩和

 

◆レントゲン検査時は必ず剥す・・・やけど予防 

 

 

 

是非、参考にしてみてください。