ヘルパーができる医行為でない行為⑦爪の管理
こんにちは。
走る介護福祉士です。
今回は、ヘルパーができる医行為でない行為⑦爪の管理について書いていきたいと思います。
1:準備
2:手順
3:豆知識
1:準備
◆爪切り(利用者さん専用の物が望ましい)
◆爪やすり
◆ティッシュペーパー(広告紙など)
◆使い捨て手袋(必要時)
2:手順
①手を洗い、見やすいように照明を調整する
②椅子にかけたり、横になって頂き、安定した姿勢をとって頂く
③爪が飛び散らないように手、足の下にティッシュペーパー等を敷く
④爪、爪周囲の皮膚を観察する(爪の裏も観察し、状態を確認する)
⑤爪切りを垂直に当て、爪を切る
⑥一度で切らず、数回に分けて切る
⑦ヤスリをかけて、形を整える
⑧物品片づけ、手を洗う
◎指の爪は、丸く短く切る。
◎足の爪はスクエア(四角)に切り、角にヤスリをかけ、引っかからないようにする(スクエアオフ)
※特殊な爪(変形した爪、爪が厚い、巻き爪、陥入爪など)、血液をサラサラにする薬を飲んでいる利用者さんの爪は看護師に対応してもらう
3:豆知識
◆抵抗力が低下している場合、感染のリスクが高くなる為、出血や爪周囲の皮膚状態の変化などに気づいたら報告、連絡、相談をする
◆爪が割れやすい場合、ヤスリかけのみ行う
◆深爪や爪の角を落としすぎると、巻き爪や陥入爪になりやすい
◆爪の成分は、主にケラチンというたんぱく質からできている
◆足の指の呼び方:親指側から小指にかけて、第1趾~第5趾と呼ぶ。
※爪の先端部(白い部分)を目安に切ると、切りすぎになりやすい
是非、参考にしてみてください。